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レビュー

マイプロテイン ウェイトゲイナー口コミ

マイプロテインのウェイトゲイナーブレンドを増量期3ヶ月使い込んだモデルケースをもとに成分・味・溶けやすさ・コスパと向き不向きを正直に解説。

この記事にはアフィリエイトリンク(PR・広告)が含まれます。掲載商品の選定は編集部の独自基準によるものです。

増量期に「食事量が増やせない」「カロリーが足りない」と感じているなら、ウェイトゲイナーは有力な選択肢の一つだ。マイプロテインの「ウエイト ゲイナー ブレンド」は1食あたりタンパク質31g・炭水化物62g・約400kcalを摂取できるオールインワン型の製品で、食の細いトレーニーや体重が増えにくい人向けに設計されている。この記事では増量期3ヶ月のモデルケースをもとに、成分・味・溶けやすさ・コスパを正直に評価する。


ウエイト ゲイナー ブレンドとは

マイプロテインのウエイト ゲイナー ブレンドは、ホエイプロテインに炭水化物源(マルトデキストリン・オーツ麦粉)を組み合わせたマスゲイナー製品だ。1食の基本スペックは以下のとおり。

項目数値(1食あたり)
1食量約125g(4スクープ)
カロリー約400kcal
タンパク質31g
炭水化物62g
脂質3.5g
糖類11g
食物繊維3g

タンパク質源はホエイコンセントレート(WPC)が主体で、BCAAも自然に含まれる。炭水化物の多くはマルトデキストリン由来のため消化吸収が比較的早く、トレーニング後の素早い栄養補給にも向いている。

ウエイト ゲイナー ブレンド 2.5kg

ウエイト ゲイナー ブレンド 2.5kg

1食400kcal・タンパク質31g・炭水化物62g。食が細い増量期トレーニーに向けたマスゲイナー。2.5kg入り。

参考価格  ¥6,200


増量期3ヶ月の使用記録

実際に筋トレ歴2年の男性(体重65kg・身長175cm)が増量期に本製品を使用した事例をもとにレビューする。

使い方の基本設計

増量で体脂肪をなるべく増やさず筋肉量を増やすには、TDEE(1日の総消費カロリー)+200〜300kcalのカロリー余剰を維持するのが定説だ(Helms et al., 2014, IJSNEM)。デスクワーク中心で活動量が少ない場合、TDEEは2,400〜2,600kcal程度になることが多い。

食事3食で2,200kcal程度しか摂れない場合、本製品を1日1杯(約400kcal)追加するだけで目標カロリーに近づける。使用したのは主にトレーニング後30分以内、または夕食量が少ない日の補完として。

体重変化の推移

期間体重備考
開始時65.0kg週3回のトレーニング
1ヶ月後66.4kg+1.4kg
2ヶ月後67.6kg+2.6kg
3ヶ月後68.3kg+3.3kg

3ヶ月で約3.3kgの増量。一般的に筋肉量の増加ペースは月0.5〜1kg程度が現実的とされるため(Schoenfeld, 2010, J Strength Cond Res)、残りは体脂肪や水分量の増加と考えられる。体脂肪率は3ヶ月で約1.5%増加した。クリーンバルクと比較すると体脂肪の増加はやや多めだが、食事でカロリーを増やすのが苦手だった点を踏まえると現実的な結果といえる。


味・溶けやすさの評価

試したフレーバー

チョコレートスムースとバニラクリームの2種類を使用した。

チョコレートスムースは甘みが強く、牛乳で割るとシェイク感覚で飲みやすい。ただし1食125gと量が多いため、シェイカーは700ml以上を推奨する。500mlでは泡立ちが強く、粉が溶け切らないことがあった。

バニラクリームは甘みが控えめで、プレーンに近い風味。牛乳よりも水割りで飲む場合に違和感が少なく、食事の一部として使いやすい。

溶けやすさ

粉末の粒子は細かく、シェイカーで30秒ほど振ると大部分は溶ける。ただし炭水化物粉末が多いため、通常のホエイプロテインと比べると若干ダマになりやすい印象だ。温かいミルクではなく常温〜冷たい液体を使い、先に液体を入れてから粉を加える順序で改善する。


栄養成分の詳細評価

タンパク質の質

1食31gのタンパク質はホエイWPC由来のため、ロイシン含有量・消化吸収速度ともに高い水準だ。筋タンパク合成(MPS)の最大化に必要とされるロイシン量は1食あたり約1.7〜2.5g(Norton & Layman, 2006, JN)で、本製品はこれを十分にカバーする。

マイプロのホエイプロテイン単体の詳細についてはマイプロテイン ホエイレビューで解説しているので、プロテイン単体との比較を検討している方は参考にしてほしい。

炭水化物の質

炭水化物62gのうち糖類は11g。残りの大半はマルトデキストリン・オーツ麦粉由来の複合炭水化物だ。血糖値の急激な上昇を避けたい場合には不向きだが、トレーニング後のグリコーゲン補充という観点では素早く吸収されるマルトデキストリンの比率が高い点はプラスに働く。

増量中の炭水化物源としては糖質制限は行わず、筋トレ前後に集中させるタイミング法(カーボサイクリング)を組み合わせると体脂肪の増加をある程度抑制できる。

脂質・その他

脂質は3.5gと低く抑えられており、カロリー過多の主因はあくまで炭水化物という設計になっている。ビタミン・ミネラルの添加は最小限で、単体の栄養バランスは整っていない。食事とのバランスで不足分を補う意識が必要だ。


コスパ評価

2.5kgで¥6,200の場合、1kgあたり約¥2,480。1食125gで計算すると約20食分、1食単価は約¥310となる。

競合製品との比較は以下のとおり。

製品容量価格(目安)1食あたりタンパク質/食
マイプロ ウエイトゲイナー2.5kg¥6,200¥31031g
国内メーカーA社2.0kg¥8,500¥53028g
国内メーカーB社3.0kg¥9,800¥49030g
海外ブランドC社2.7kg¥7,200¥36029g

コスパの面ではマイプロが優位だ。セール時(20〜45%OFF)に購入すれば1食単価は¥170〜¥250程度まで下がる。セールのタイミングを把握しておくと費用を大幅に抑えられる。セールのベストな時期についてはマイプロテインセール時期完全ガイドにまとめているので参照してほしい。


競合他社との比較まとめ

マスゲイナー市場では国内外の多数の製品が競合する。マイプロのウエイトゲイナーが優位な点と劣る点を整理する。

優位な点

  • フレーバー数が多い(チョコ・バニラ・ストロベリーなど複数展開)
  • 1食あたりのコスパが優れている
  • セール頻度が高く、まとめ買いで更にコスト削減可能
  • Informed Sport認証で禁止薬物の混入検査を実施

劣る点

  • 1食量が125gと多く、シェイカーのサイズに制約がある
  • ビタミン・ミネラルの添加が少ない(総合的な栄養補給目的には別途補う必要あり)
  • 炭水化物源がマルトデキストリン主体のため、血糖値の急変動が気になる場合は不向き

こんな人に向いている・向いていない

向いている人

  • 食欲が小さく食事量を増やしにくい:1杯で400kcalを追加できるため、食事で摂りきれないカロリーを効率よく補える
  • 食が細いが筋量を増やしたいハードゲイナー:ホエイ単体では体重増加が難しい場合の有力な補助手段
  • コスパを重視するトレーニー:国内製品と比べて1食あたりのコストが半額以下になる場合も多い
  • トレーニング後の素早い栄養補給を重視する人:吸収の速い炭水化物+ホエイの組み合わせはトレーニング直後に効果的

向いていない人

  • 体重管理が厳しいカット期(減量期)の人:高カロリーな本製品は減量中の使用には不向き
  • 炭水化物制限・糖質制限を実践中の人:1食62gの炭水化物は制限の大きな障壁になる
  • 乳製品アレルギーの人:主原料がホエイ(乳清)のためアレルギー対応不可
  • 体脂肪をほとんど増やさずに筋肉だけ増やしたい人:クリーンバルクを目指すなら、ウェイトゲイナーより通常のホエイ+炭水化物食材を分けて管理する方がコントロールしやすい

ウェイトゲイナーの正しい飲み方

1日の摂取タイミング

最も効果的とされるタイミングはトレーニング後30〜60分以内だ。筋タンパク合成が高まる「アナボリックウィンドウ」の時間帯に、タンパク質と炭水化物を同時に補給することでグリコーゲン回復と筋肉の修復を促せる。

トレーニングがない日は、食事の間(10時・15時など)の補食として活用するのが自然だ。食事の直後に追加すると過剰なカロリー摂取になりやすいため、食事と食事の間に挟む設計が基本となる。

シェイカーの選び方

1食125gの粉末を溶かすには液体を400〜600ml使用するため、700ml以上のシェイカーを用意することを強く推奨する。500mlシェイカーでは泡があふれる可能性があり、粉末が均一に溶けないこともある。

液体の選択肢は以下のとおりで、カロリーや目的に応じて使い分けるといい。

液体追加カロリー特徴
水(500ml)0kcal最もカロリーコントロールしやすい
牛乳(400ml)約260kcal味がまろやかになり、タンパク質・カルシウムも補給できる
豆乳(400ml)約200kcal植物性タンパクを追加できる
アーモンドミルク(400ml)約50kcal低カロリーで牛乳に近い口当たり

牛乳で割ると1杯で約660kcalになるため、食事全体のカロリー設計に注意が必要だ。

プロテインとの組み合わせ

ウェイトゲイナー1杯のタンパク質(31g)は十分な量だが、増量期に体重1kgあたり1.6〜2.2gのタンパク質摂取を目指す場合(体重70kgなら112〜154g/日)、食事+ウェイトゲイナーだけでは不足するケースもある。その際はウェイトゲイナーをトレーニング後に、通常のホエイを朝食や就寝前に使い分ける構成が一般的だ。

ホエイプロテイン単体との違いや選び方についてはプロテインの種類と違いを徹底比較も参考にしてほしい。


デメリット・注意点

正直に使用して感じたデメリットも挙げる。

1. 量が多くて飲みにくい日がある 1食125gは体積が大きく、トレーニング後に食欲がない日は飲み切るのがきつい。半量(2スクープ)に分けて2回飲むなど、柔軟に調整するといい。

2. 甘みが強い チョコレートスムースは特に甘みが強く、毎日飲み続けると飽きが来る人もいる。バニラとチョコを交互に購入するなど、フレーバーをローテーションするのが飽き防止になる。

3. 体脂肪も増えやすい ウェイトゲイナーはカロリー余剰を意図的に作るための製品のため、食事管理が不十分だと体脂肪も想定以上に増える。体組成計で定期的に脂肪量・筋肉量をチェックしながら使うことが重要だ。

4. 保管が難しい 湿気を吸いやすく、開封後に固まりやすい。ジップをしっかり閉め、シリカゲルを入れて冷暗所に保管することを推奨する。


まとめ

マイプロテインのウエイト ゲイナー ブレンドは、食が細くてカロリーを増やしにくいハードゲイナーや、増量期に食事だけではカロリーが足りない人に向けた実用的な製品だ。1食あたり400kcal・タンパク質31g・炭水化物62gという設計は、増量のためのカロリー余剰をシンプルに作るという目的に直結している。

コスパは国内製品と比べて明確な優位性があり、セール活用でさらに低コストになる点も魅力だ。フレーバーも複数展開されており、長期継続しやすい。

一方で、体重管理が厳しい減量期・糖質制限中・乳製品アレルギーの方には不向き。また、食事管理なしで飲み始めると体脂肪の増加が先行するリスクもあるため、TDEEを把握した上で計画的に使うことが前提になる。

ウェイトゲイナーを使う適切なタイミングや他の増量向けサプリとの組み合わせ方については増量サプリの飲み方ガイドで詳しく解説しているので、あわせて読んでほしい。

ウエイト ゲイナー ブレンド 2.5kg

ウエイト ゲイナー ブレンド 2.5kg

1食400kcal・タンパク質31g・炭水化物62g。食が細い増量期トレーニーに向けたマスゲイナー。2.5kg入り。

参考価格  ¥6,200